手延そうめんの豆知識

【三輪そうめん山本】では、みなさんが、日頃疑問に思っておられることを
お答えしています。


・手延べそうめんは極寒製がいいの?
・そうめんの厄ってなに?
・そうめんの古物とは?
・そうめんの細さについて
・そうめんの上手なゆで方
・そうめんの保存について
・手延べそうめんができるまで
・そうめんを選ぶめやす
・そうめんとひやむぎの違いって?

手延べそうめんはなぜ「極寒製」がいいの?

@極寒期は気温が低く塩分の少ない製麺が可能であり、塩分の
 少ない素麺は「コシ」が強く、質の良い物が製造できます。

A冬は晴天の日が多く、製造にも適しています。


そうめんの「厄」(やく)ってなに?

生産された素麺は、自体に含有される水分のため、高温多湿の
梅雨期を越すことで貯蔵倉庫の中で一種の高温発酵をします。
これを厄といいます。
「厄」済みの素麺はゆでても「コシ」が強く、茹でのびしにくい
麺に変化するのです。

そうめんの「古物」とは?

そうめんの「古物 (ひねもの)」とは、今年2回目の梅雨を越す
(製造から2年目を迎える)そうめんを示します。
同様に「大古物(おおひねもの)」は3回目の梅雨を越すそうめんを
いいます。
そうめんは古いほど美味しいと、おっしゃる方がいますが前述の
ように、厄を越したそうめんは、新物のそうめんに比べてコシが
強く、茹でのびしにくいからです。
但し、古ければ古いほどいいかというと、必ずしもそうではなく、
一番の食べ頃は製造から2〜3年といわれてます。当社では蔵の
中でじっくりと熟成させ、一番の食べ頃に商品として出荷しております。

そうめんの細さについて

そうめんは細い物ほど高級品とされていますが、これは見た目
がきれいであること「極細品」は技術上、腕の良い素麺師でなければ
作れない、量が多く出来ない等のためで、好みによりお選び下さい。
なお、手延べそうめんは1本1本の細さが微妙に異なるため、
当社では細さの基準は10g当たりの本数で表されます。
山本の手延べそうめんは全体に細めですが、
標準的な麺で10g当たり、90本〜100本程度(1束で450本〜500本!)。
細めは、「白龍」で約130本!。極細の「白髪」では約300本!
にもなります。
極細の「白髪」は、少量、吸物(椀だね)としてよく用いられます。

(左から 白髪、白龍、普通麺)

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そうめんの上手なゆで方

山本の手延べそうめんは、コシがあって、時間がたっても
のびにくいのが特徴ですが
そうめん本来の美味しさを味わっていただくためにも
以下の上手なゆで方のポイントをお教えします。

●そうめんは、細さによってゆで時間が変わります。
 ゆで時間にお気をつけ下さい。
  白  髪  約30秒
  白  龍  約1分
  当社標準麺 約1分30秒

@大きめの鍋で、たっぷりの沸騰したお湯で、ゆでてください。
 事前に帯を解いておき、パラパラと入れ、箸で静かに混ぜます。
 (5束で3リットル以上のお湯が、目安です)
A強火でゆで時間を計ってゆでます。
 (吹きこぼれないようにご注意下さい。) 
Bゆで上げ後ザルにあげ、流水で冷やし、よくもみ洗いしてください。
 (やけどをしないようにご注意下さい。)
※調理後はお早めにお召し上がり下さい。


そうめんの保存について

そうめんは、保存食品ですが、非常に湿気をきらいますので、保管の
状態によっては、品質の保持期限内であってもカビや虫が発生する
可能性があります。そんな事を防ぐためにも、きちんとした条件で
保管するよう心がけましょう。
1.風通しの良い、乾燥した場所に置いてください。
  (床下収納庫や押入の中などは避けた方がよいでしょう)
2.そうめんは他の香りを吸収しやすいので、石鹸や化粧品の近く
  には置かないで下さい。
3.天気の良い日にそうめんを箱から出して、数時間陰干しをして
  いただくと、虫やカビはつきにくくなります。

手延べそうめんが出来るまで

手延べそうめんは、寒季に2日間36時間もの時間をかけ
つくられています。
下記ホームページで、手延べそうめんの製造工程が詳しく
紹介されています。

あぐりチャンネル そうめん工場見学のページ NEW
 あぐりチャンネルは、農林水産省が事業の一環として 小麦をはじめとする様々な
 農産物・加工品について小・中学生向けにわかりやすく説明しています。工場
 見学の項目で手延べそうめん製造工程が動画とイラストで紹介されています。
  (撮影協力:(株)三輪そうめん山本『製麺技術研究所』)

(動画をご覧になる場合は、最初にトップページで動画画質の設定を行って下さい。)
あぐりチャンネルトップページ
 


そうめんを選ぶめやす

@手延べ製か機械製か
 「手延風」「手打風」「準手延」等にはほとんど、手延べ製では
 なく機械製が多く、切断面が同じ太さになっています。
 手延べ麺は、切って細くするのではなく、よりをかけながら細く
 引き延ばしてつくります。そのため1本1本の太さ、形、切り口などが、
 それぞれ微妙に異なります。

A製麺の時期
 手延べ素麺については、新物(今年製造されたもの)よりも、
 古物(ひねもの)、大古物(おおひねもの)がコシがあって美味とされています。

B麺の色について
 手延べそうめんは、真っ白いものと思われますが、製造時の天候
 条件等によって、若干黄色み(飴色)がかることがあります。


そうめんとひやむぎ(冷麦)の違いってなに?

そうめんとひやむぎ(冷麦)は製法や太さが違います
@主な製造方法が違う、
 そうめんが手延べなのに対し、ひやむぎは多くが機械麺です。
A麺の太さが違う。
 そうめんの方が、一般的にひやむぎよりも細いですが、
 JAS(日本農林規格)によると
 手延べの場合は太さ直径1.7mm未満に引き延ばしたものは
 手延べそうめん、手延べひやむぎのどちらで表示してもよい
 ことになっています。
 (機械麺の場合、太さ直径1.3mm未満が、そうめん、
 1.3mm以上1.7mm未満がひやむぎ、とされます。)
 ちなみに1.7mm以上はうどんです。

その他、ご質問があればお電話かメールでどうぞ。
(株)三輪そうめん山本 お客様相談室     
電話 0744−43−6661     

メールアドレス miwayama@miwayama.co.jp

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